トーキョーN◎VA

多分もっとまともなシナリオだったと思う。はしたないシナリオになったのは多分ハンドアウトのせい。楽しかったからいいけど。

なぜそうなったかというと、

PC1 ハンドアウト
キミは短い夏の間"シャドウランド"というテーマパークで働いた。
そこにいたのは、気のいいバンドメンバー、売れない役者、時代遅れの人形師、そして透明な笑顔が似合う道化師ジル。
彼女とともにこの夏、皆で楽しく過ごし、いい思い出として胸に残っている。だが不思議なことがある。
"シャドウランド"で働くことになったいきさつ、やめたときのいきさつ、場所すらも覚えてないのだ、何一つ。

PL1「実際どんな仕事してたの?」
GM「え、普通のイベントスタッフだよ。」
PL1「列の整理とか?」
GM「うん。そんな感じ。」

PC2 ハンドアウト
ダグラスは、戦場で知り合った傭兵だ。
時に敵として、時に味方として、何度も出合い別れてきた。
戦士として、ともに腕を認め合う仲となり、いつか雌雄を決する相手だった。
だが、その前に彼は死んだ。
それから、数年、奴は君の前に戻ってきた。失われた決着をつけるために

PL2「戦場って何処だよ!!N◎VAじゃないのか?」
PL2「イベントと、戦場とN◎VA、どうつながるんだ?」
PL1「戦場って、何かの比喩では無いだろうか?」


で、出した結論は、


"シャドウランド"はコミケ。PC1はきぐるみコスプレで、列の整理。
人形師はきっとフィギュアを作っているし、道化師や役者もコスプレ仲間。
「戦場」とは締め切り直前の修羅場のこと。傭兵というのはフリーのアシスタント。
時には向かい合い、時には合作を作った仲だった。そしてダグラスは足を洗ったのだろう。